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白湯を飲むと体に良い、と言う事はよく聞きますよね。
しかし白湯とお湯の違いについてや、
デトックス効果が本当にあるのか、気になる点がいっぱいあります。
今回はそんな謎多き白湯について、気になる点をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
なぜ白湯でデトックスできるのか
なぜ白湯を飲むことでデトックス効果があるのか、その仕組みについて見ていきましょう。
白湯とは
白湯はインドのアーユルヴェーダにおいて、
「胃腸を浄化して毒素を排除してくれる」
と考えられています。
白湯には余分なものが入っておらず、
体の中をきれいに洗い流して効果があると言われています。
白湯は普通の水と違い、体にすっとしみ込みやすいです。
利尿作用も高く、むくみの解消に効果的です。
更に、胃腸に溜まった未消化物や老廃物を排出してくれたり、
腸内の老廃物をきれいに洗い流してくれます。
以上の点から、白湯はデトックス効果に優れていると言えますね。
白湯とお湯の違い
白湯とお湯の違いですが、お湯はただ水を沸かしただけのものです。
お湯を白湯だと思って飲んでいる方が意外と多いのですが、
白湯の作り方はお湯とはちょっと違います。
白湯の作り方
白湯を作るときには、お湯同様まず水を沸騰させます。
沸騰したらやかんや鍋の蓋を開け、
そのまま10分〜15分ほど沸騰させ続ける必要があります。
そうして作られた白湯は、お湯と違って塩素の味がせず
なめらかで美味しいです。
なぜそのような作り方をするのかと言うと、
白湯の発祥であるアーユルヴェーダの考えがあるからです。
アーユルヴェーダでお湯は、水と熱が合わさったものとされています。
一方白湯は蓋を開けて沸騰させ続けるとこにより、水と熱に「風」の要素が合わさるのです。
水と熱に風が合わさる事により、体の調子が整うと言われています。
正しい作り方と飲み方
最後に、白湯の正しい作り方と飲み方について学んでいきましょう。
まずは先ほど紹介した通り、沸騰させたお湯を10分〜15分程沸騰させ続けます。
沸騰させた白湯はすぐ飲むのではなく、50℃前後に冷ましてから飲みます。
50℃より高すぎても低すぎても、体に負担がかかってしまうのです。
目安としては白湯をマグカップに入れて、
マグカップの表面を触った時に「ちょっと熱いな」と思うくらいがちょうどいい温度です。
心配な方は料理用温度計を使い、正確な温度を測ってから飲むようにしましょう。
正しい飲み方
正しい飲み方ですが、朝昼晩と1日3回飲むようにしましょう。
朝は起きてすぐ、他の食べ物や飲み物を口にする前に飲みます。
白湯200mlを飲んでください。
朝一番で飲む白湯は体を温め、1日の活力源になってくれます。
白湯で体を温める事により内臓が活性化し、血流が改善して代謝アップの効果もあります。
嬉しい事に、朝1杯の白湯を続ける事で、お通じが良くなるという効果もあります。
昼と夜は100mlを食事中に飲み、更に100mlを食後30分後に飲みます。
食事中に白湯を飲むと、食べた物の消化吸収を助けてくれますし、
摂取した食べ物のカロリーも消費しやすくなります。
更に食後30分後に飲む事により、内臓を温め消化を助けてくれる作用があるのです。
飲む時の注意点
白湯を飲む時の注意点としては、時間をかけて少しずつ、ゆっくりと飲む事です。
喉が渇いたからと一気に飲むと、胃腸に負担をかけてしまい、逆効果になってしまいます。
早く飲みたいからと、白湯に水を足して冷ますのもNGです。
まろやかで飲みやすい白湯のバランスが崩れ、白湯の効果が得られなくなってしまうのです。
さいごに
いかがでしたか?
白湯は胃腸の老廃物や未消化物を綺麗に洗い流す効果や、
お通じをよくして腸内を綺麗にする効果が期待できます。
更に白湯を飲む事で体を温め、代謝を上げる作用もあります。
白湯は手軽に作れる上、様々なプラス効果がありますので
一度試してみる価値はあると思います。
私はこの記事を書くまで、お湯=白湯だと勘違いしていました。
早速夜寝る前に白湯を作り、魔法瓶に入れて朝一番で飲んでみようと思います。
Originally posted 2018-12-21 08:00:49.