不眠症改善にはアロマがいい!?寝る前のストレッチやツボ紹介

眠りたいと思っているのになぜか全く眠れない!
寝ようと思えば思うほど眠れなくなっている。
そんな不眠の症状に悩まされている方は多いのではないでしょうか。
美容によくないし、日中帯の作業効率は落ちるしで、不眠って本当に身体によくないものです。
そんな不眠でお悩みの方に、解消方法をご紹介していきたいと思います。

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不眠症改善にはアロマがいいのはなぜ?


ネットで不眠解消法について調べると、
「アロマを生活に取り入れる」
と書かれた記事が沢山あります。
香りを嗅いだだけで、リラックスできるなんてプラシーボ効果みたいで信じられないと思っていませんか。
実はアロマが効くというのには科学的根拠があり、決して思い込みではないのです。
香りを嗅ぐと鼻の奥にある粘膜を通じて、電気信号が大脳辺縁系という脳の領域に伝わります。
この部分は、内分泌系や自律神経系(交感神経と副交感神経)
に関与しており、香りを嗅ぐことで自律神経のバランスを整えることができるのです。

よく目にするのが、リラックスの為に副交感神経を優位にしましょう
といった内容ですが、副交感神経だけを優位にし続けることが良い、という意味ではありません。
交感神経と副交感神経は常にバランスをとっているもので、どちらか一方だけが優位になり
続けても自律神経のバランスが崩れていることになります。
日中帯にしっかりと活動して交感神経を活性化させると、夜には副交感神経に切り替えられ良質な睡眠を得ることができます。
アロマは香りによって交感神経にも副交感神経にも働きかけることができるだけではなく、精神の緊張を
和らげるような作用を持つものもあるため、不眠症改善に効果的であると言われているのです。

例えば、
交感神経を優位にしたい朝には
レモンやローズマリーの香り

会議前など緊張をほぐしながらも集中したい時には
ミントの香り

お風呂上り
ラベンダーや柚子、ベルガモット

副交感神経に作用する香りを、といったようにアロマの力で生活にメリハリをつけることができます。
もちろん自分で良い香りだと思うものしか身体は受け付けてくれませんので、いろんな香りの中から
ベストなものを見つけて不眠解消に役立ててみてはいかがでしょうか。

不眠症改善に寝る前のストレッチ方法


アロマの他にストレッチも不眠改善に効果があります。
ストレッチをすると血流がよくなり疲労物質が流れるだけでなく、緊張もほぐれるため呼吸が深くなります。
寝る前のストレッチが良いと言われているのは、リラックスして呼吸が深くなると副交感神経が優位になるからです。

では具体的にどのようなストレッチが良質な睡眠につながるのでしょうか。
老廃物を流すためには深呼吸をしながらゆっくりと身体を伸ばしていき、心地よいところでキープすることがポイントです。
身体が少しでも痛いと感じたら、すぐにやめるなど無理のない範囲で行うようにしましょう。

・全身のストレッチ
ストレッチをする際、全身に力が入っているとうまく体も伸びてくれません。
まずは全身のストレッチをして、身体の力を抜きましょう。
最初に、仰向けになります。両手を万歳するように伸ばし、つま先も伸ばします。
つま先から指先まで全身が上下に引っ張られているようなイメージで、深呼吸をしながら全身をゆっくりと伸ばしていきます。
伸びきったら10秒ほどキープして脱力します。これを3セット程行って下さい。途中で息が止まらないように気を付けましょう。

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・わき腹を伸ばすストレッチ
腰痛がひどいと、とても腰のストレッチなんて痛くて行うことができませんよね。
そんな時におススメなのがわき腹のストレッチです。
まず、あぐらをかきます。右手を天井に向けてまっすぐ上げ、左手は床に付けます。
あげた右腕を左側に向けてゆっくりと倒します。
この時、右側のお尻が床から離れないように注意します。
深呼吸をしながら、脇が延びる気持ちのいいところで10秒キープ。
ゆっくりと元に戻ります。
左側も同様のやり方で伸ばします。
これを3セット程行って下さい。

・股関節のストレッチ
体が重かったり疲れが抜けきれないときは、リンパが滞っているかもしれません。
そんな時は股関節をほぐすのがおすすめです。
まず、体育すわりをします。
そのまま膝を左右に広げて足裏を合わせ、つま先を両手で覆うように持ちます。
深呼吸をしながら背筋を伸ばし、そのまま前傾します。
気持ちの良い所で30秒ほどキープし、ゆっくりと元に戻ります。

不眠症改善に効果的なツボは?


手軽に取り入れることのできる不眠解消法としてツボ押しもあります。
実は全身はツボだらけ。実に670穴ものツボがあると言われています。
東洋医学の奥深さが感じられますね。

・頭のツボ(百会)
百会(ひゃくえ)という頭のてっぺんにあるツボは、全身の血流の改善や自律神経の不調を改善すると言われています。
両耳を繋ぐ線と眉間の中心線が交わるところを探して下さい。
頭頂部よりもやや前になるはずです。
その場所を親指以外の4本の指を使って、くるくると円を描くように20回程マッサージします。
力をかけすぎて痛いとかえってストレスになりますので、心地よいと感じる程度で行うことが重要です。

・足裏のツボ(失眠、湧泉)
頭は見えないしツボと言われても押しにくい、と思った方は足のツボがおすすめです。
失眠(しつみん)と呼ばれるツボは、目が冴えてしまって眠れないときにおすすめのツボです。
かかとのふくらみの中央を握りこぶしで軽く20回程叩きます。
皮膚が硬い部分ですのでやりにくさを感じる方もいるかもしれません。
そんな時は、ゆたんぽで温めるだけでも効果がありますよ。
また、湧泉(ゆうせん)というツボもおすすめです。
これは疲労回復に効くツボと言われていて、安眠にも効果があると言われています。
足の指をグーにした時にできるくぼみの中央にあります。両手で足を固定し、両親指を重ねてやや強めに5秒ほどツボを押します。

・手のツボ(労宮)
手にも同じようにツボがあります。
労宮(ろうきゅう)と呼ばれるツボには、気持ちをゆったりとさせ緊張をほぐす効果があります。
心の疲れを癒してくれるツボです。
手を握ったときに手の平に中指と薬指が触れますが、その中間点にあります。
反対側の親指を使って気持ちが良いと思う強さで、10回ずつ両手にある労宮を押して下さい。
身近な人に押してもらうのも効果的だそうですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
不眠の解消法も沢山ありますよね。
私の場合、前回は効いたやり方が今回は効かない、なんてこともあります。
そんな時のためにも色々なアプローチ法を知識として持っておいて損はありません。
今回話したことが、少しでもみなさまの不眠解消の助けになれば嬉しいです。
今回ご紹介しきれなかった方法も沢山あります。
是非ご自分に合った不眠解消法を見つけて、快眠ライフを送って下さい!

Originally posted 2019-04-21 13:49:30.

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