意外と知らない!?加湿器の正しい使い方と賢い選び方

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秋から冬にかけて、空気がとても乾燥しますよね。
そんな時に役立つのが加湿器です。

しかし加湿器を使っていても、なかなか部屋の湿度が
上がっていると実感できないなんて方、多いのではないでしょうか?
実は加湿器は使い方次第で、部屋の湿度に大きな差が出てくるのです!

加湿器はただ使えばいいという物ではなく、
きちんと効果的な使い方をしてこそ真価を発揮します。
今回は加湿器の正しく効果的な使い方や、
加湿器の賢い選び方についてご紹介させていただきますね。

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その使い方間違っているかも!?

はじめに、間違った加湿器の使い方の例をいくつかご紹介します。
加湿器を使っているのに効果が実感できない方は、
一度加湿器の使い方を見直しましょう!

・部屋の隅に置いている

部屋の隅に置いた方が、部屋全体が加湿されそうですよね。
しかし加湿器を部屋の隅に置いておくと、部屋全体ではなく
近くの壁のみが加湿され、カビや結露の原因となってしまいます。

・加湿器の蒸気に直接当たるようにしている

美容用のスチーマーと違い、加湿器の蒸気を肌に当てても肌の加湿にはなりません。
蒸気は肌の上で蒸発し、肌の潤いを奪う事になってしまいます。

・エアコンの真下に置いている

加湿器には温度センサーが付いていて、周りの温度に合わせて加湿をしています。
エアコンの真下に置くと温度センサーがうまく働かず、
加湿効果が下がってしまう恐れがあります。

正しい使い方は?

次に、加湿器の正しい使い方について学んでいきましょう。

まず、加湿器は部屋の中央に設置します。
加湿器を部屋の中央に置けば、
より多くの蒸気が部屋の空気に溶けてくれる為、湿度を効果的に上げる事につながります。

部屋の中央に設置したら、更に床から30cm以上の高さになるよう調整してください。

冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ行く性質があります。
加湿器を低い位置に置いておくと、
加湿器から出た蒸気が一気に冷やされ、結露してしまうのです。

ですので、床から30cmの高さに設置する事で結露を防ぐ事が大事なのです。

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以上2点のポイントを押さえて加湿器を使えば、加湿器の効果を実感できると思います。
加湿器を使う時は定期的にメンテナンスをし、清潔を保つようにしてくださいね。

賢い選び方

加湿器には様々なタイプがあり、それぞれ特徴があります。
自分に合ったタイプの加湿器を選ぶのが、賢い選び方です。

ここではタイプ別にメリットとデメリットをご紹介します。
加湿器の購入を考えている方は、参考にしてみてくださいね!

・気化式

水を吸い上げたフィルターに風を当てて、加湿するタイプです。

メリット
送風口が熱くならないので、
小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
また、ヒーターが内蔵されていない為電気代も安く済みます。

デメリット
他のタイプの加湿器に比べ、加湿能力がやや劣ります。
人によっては、送風ファンの音が気になるという点もあります。

・超音波式

内部で超音波を発生させ、水を水蒸気へ変えて加湿します。

メリット
電気代が安く済む上、稼働音が静かな点です。

デメリット
水中の雑菌を部屋に撒き散らす危険性があり、
除菌機能付きの加湿器を選ぶ必要があります。
また、水蒸気の粒が他のタイプより大きい為、
設置場所付近が水滴だらけになる可能性もあります。

・温熱気化型ハイブリット式

気化式にヒーターを組み合わせたタイプです。

メリット
気化型よりも加湿力が高く暖かい蒸気が出る為、部屋が寒くなりにくいです。
デメリットは本体価格が高価な事と、気化式に比べて電気代がかかりやすい点です。

・加熱超音波式

超音波式にヒーターを組み合わせたタイプです。

メリット
中の水を加熱している為、超音波式よりも衛生的です。

デメリット
設置場所が水滴だらけになってしまう恐れがあります。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
加湿器は部屋の中央に、床より30cm以上高い場所へ設置するのが正しい使い方です。
また、加湿器と一口に言っても沢山の種類があり、
自分に合った加湿器を選ぶようにしたいですね。

私は加湿器の設置位置を誤り、壁にカビを発生させた過去があります。
皆さんは加湿器の正しく使い、私のような過ちを繰り返さないようお願いします!

Originally posted 2018-12-15 08:30:53.

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