夏が近づいてきて肌の露出が多くなる時に気になるパーツが二の腕です。
加齢とともに太くなってきた、といった二の腕の悩みを抱える方も多いはず。
今回はそんな二の腕を短期間で痩せさせる方法についてのお話です。
二の腕痩せの即効方法とは?
二の腕がたるんでしまう原因は、筋肉の衰えにあるということはご存知でしたか。
二の腕の筋肉は力こぶと呼ばれる上腕二頭筋と、この裏側にある上腕三頭筋で
構成されていますが、上腕三頭筋が衰えることで二の腕のタプタプが出来てしまうのです。
上腕二頭筋は荷物を持ち上げる等、腕が曲がるときに負荷がかかる為、衰えるスピードも速くありません。
一方、上腕三頭筋は腕を伸ばすときに使われる筋肉で物を押したり、高いところのものを取るときに使われるもので
日常生活の中であまり使われることがなく、意識して使わないとすぐに衰えてしまうのです。
簡単な方法
上腕三頭筋を鍛えるのにおすすめな方法が
キックバック
ダンベル若しくは水の入ったペットボトルを持ち、腕を後ろに向かって伸ばすことで筋肉を鍛えます。
ジムでやることが多いトレーニングですが、ここでは家でやる方法についてお話します。
まず体勢を安定させるため、ダンベルを持つ手と逆側の足を前に出し少し曲げ反対側の脚も少し曲げます。
ダンベルを持っていない手は同じ側の太もも上に乗せます。
この時肘は曲がらないようにします。
頭から腰までが一直線であるか、鏡を使ってチェックします。
腰が曲がっていたり、逆に反っていても傷める原因となりますので注意しましょう。
また背中が丸まっていると、可動域が狭まり効果的なトレーニングが出来ませんので注意して下さい。
身体が痛いときには本来かかるべきではないところに負荷がかかっている可能性もありますので、無理のない範囲でトレーニングするようにしましょう。
ダンベルを持っている手をゆっくり曲げ伸ばしします。
伸ばすときは腕の位置が下がりすぎないように気を付けましょう。
最初は手を曲げた状態からスタートし、肘の位置が動かないように肘から下だけを動かして後ろに向かって腕を伸ばします。
体をねじってダンベルを持ち上げないよう上腕三頭筋を動かしていることを意識しながらトレーニングをすることが大切です。
15回を1セットとし、逆側も同じように鍛えます。
トレーニング後には、ストレッチをして疲れが残らないようにしましょう。
椅子に腰かけ、腕を天井に向けて伸ばしたら力を抜いて背中に向かって曲げます。
曲げた腕の肘をもう片方の手で持ち心地いい範囲で筋肉を伸ばします。
おすすめグッズ
上腕三頭筋を鍛えるグッズとして私がおすすめしたいのは、わざわざ買う必要のないフェイスタオルです。
タオルを使っても、トレーニングをすることが出来ます。
タオルを片手で持ち、腕を天井に向かって上げ、肘が少し曲がる程度に留めます。
もう片方の手で垂れ下がったタオルの下から10cm位の所を持ちます。
この時、姿勢を真っすぐに、腰をそらさないように注意して下さい。
天井に向かっている腕を背中に向かって曲げ、ゆっくりと天井に向かって伸ばす動作を繰り返し行います。
この時、両腕の肘は元の位置から動かないように注意します。
また、腕の位置も身体に対して斜めではなく、地面に対して垂直に動かすよう気を付けます。
肘の位置や腕の向きに気を付けないと負荷がかからず、トレーニングになりませんので気を付けて下さい。
15回を1セットとして両側各2セットずつ行うと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
二の腕のたるみの原因が筋肉の衰えだとは知らなかった!という方もいらしたのではないでしょうか。
私は腕の“ふりそで”が嫌で嫌で、ジムでは絶対にキックバックをするようにしています。
その結果、以前に比べてぶよぶよしている部分が大分減りました!
体づくりはきちんとすれば効果もありますし、継続して行うことで血流も良くなって身体の調子が良くなってくるものです。
筋肉をすぐに付けたいからと言って無理は禁物です。
筋肉痛のひどい中でトレーニングを続けると、逆効果になってしまいます。
そんな時はストレッチをするなど、筋肉の修復に努めることも大切であることを覚えておいて下さい。
皆さんも諦めずに夏に向けて二の腕のたるみとおさらばしましょう!
Originally posted 2019-05-14 15:00:30.