熱中症の症状レベルは?頭痛や吐き気の治し方

5月になると一気に気温が上がって真夏日になるような日もあります。
そんな時に外にいたら具合が悪くなったなんてことありませんか?
気持ちも悪いし風邪かな?と思うかもしれませんが、熱中症の可能性があります。今回はそんな熱中症に関するお話です。

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熱中症の症状レベルは?


熱中症の重症度は3段階あると言われています。
第Ⅰ段階
大量の発汗や立ちくらみ、こむら返りといった症状です。
熱中症で足がつるのかと思われたかもしれませんが、水だけを補給していて大量の汗をかくと血中の塩分濃度が低下してこむら返りが起こることがあります。
第Ⅱ段階
頭痛、倦怠感、吐き気、嘔吐等の症状です。
第Ⅲ段階
意識障害、高体温、けいれんなどの症状が該当します。
意識がない場合もしくは意識がはっきりしていない場合には、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

備えておくことをお勧めします!

頭痛や吐き気の治し方


熱中症で頭痛や吐き気が出てしまったらどうしたらよいのでしょうか。
とにかく初めにやるべきことは、日陰に移動して身体を冷やすことです。
身体を冷やすときには、両脇と首後ろを冷やすと効果的です。
何も冷やすものを持っていないときは、自動販売機で買った缶コーヒーを挟んだり、タオルを濡らして使うのでもOKです。
落ち着いてきて水分補給が出来そうであれば、経口補水液、なければスポーツドリンクを少しずつ飲みます。
水やお茶は避けて下さい。
水だけでは必要な電解質の補給が出来ませんし、お茶に含まれるカフェインには利尿作用があるからです。
もしも自分で水分が取れないような状態であれば、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。

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熱中症の対策方法


そもそも熱中症にならないためには、何に気を付けたらよいのでしょうか。
まずは暑さ対策として、外に行く場合には帽子や日傘を使う、日陰を歩くようにするなど
直接日光を浴びて身体が熱くなりすぎないようにすること、家の中にいる場合には扇風機やクーラーなどを使って家の中が暑くなりすぎないように注意することが重要です。
服も麻素材などの通気性の良いものを着るようにしましょう。
やはり大切なことは水分補給です。
暑いとどんどん汗をかいて水分と体内の電解質が失われてしまいますので、それらを補給することが大切です。
研究によると、スポーツドリンクの中でもブドウ糖が入っているものの方が腸管の水分吸収を促進することが分かっているのでおすすめです。
この他にも、日頃から汗をかく習慣を持っておくことで急な暑さにも慣れやすい体質になり、熱中症予防につながると言われています。

まとめ

熱中症は誰にでも起こりえる症状です。
梅雨が明けて一気に暑くなる時期は特に注意が必要です。
水分補給だけではなく、日々の体作りに気を配るなどして暑い夏を楽しく乗り切れるようにしましょう。

Originally posted 2019-08-03 22:45:32.

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