仕事でPC、プライベートでスマホと長時間にわたり目を酷使すると、だんだん
目の奥が痛くなってきたり、しょぼしょぼしたりと疲れてきますよね。
この目の疲れはディスプレイから放出している
ブルーライトが大きな原因であると考え、目の疲労予防として
開発されたのがPCメガネと呼ばれるメガネです。
今回はそんなPCメガネに関するお話です。
PCメガネとは?
PCメガネの話をする前に、ブルーライトと目の関係について触れておきたいと思います。
ブルーライトというのは、人の目で見える光の中で最も波長が短く強いエネルギーを持つ青色光のことです。
波長が短い、つまり波形の山と山の間の距離が
短い光ですので、空気中にあるほこりや水分などの粒子にぶつかりやすく
光が散乱しやすいのがブルーライトの特徴です。
光が散乱するとまぶしさやちらつきが生じて像のにじみにつながりますが、ハッキリ見ようと
目がピント機能を動かし続けてしまい、疲れ目になってしまうのです。
パソコンやスマホのディスプレイにはLEDが使用されており、ブルーライトが沢山放射されています。
つまり一日中ディスプレイを眺めているということは、一日中
至近距離でブルーライトを目に浴びているということになります。
そこで、ブルーライト対策として考えられたのがPCメガネです。
自分が見るディスプレイにシートを貼りつけて目を保護するのではなく、ブルーライトをカット
するようレンズに特殊加工を施したメガネをかけて
目を保護することで、いかなる時でもブルーライトから目を守ることができるのです。
PCメガネの効果
ブルーライトについてお調べの方は既にご存知かもしれませんが、実はブルーライトが
目を傷めるかどうかの科学的根拠はまだないそうです。
ではなぜこんなにも流行り、しかも継続して使っている人が多いのでしょうか。
私はPCメガネ使用歴5年ですが、科学的根拠はともかくPCメガネなしでは仕事できません。
度の入っているメガネはクリアタイプを、コンタクト使用時に使うのはカラーが入った
PCメガネを付けていますが、どちらも付けていないと1時間もしないうちに目が痛くて我慢できなくなります。
目の渇き云々ではないのは、点眼薬を併用していることからもわかります。
実際に、ネットでPCメガネの使用感について調べてみると、確かに
効果を全く感じない方もいるようですが、目の疲れからくる肩こりや
片頭痛が改善された、目の痛みを感じることがなくなったという声も多数ありました。
このように、たしかに科学的根拠はまだないのかもしれませんが、目の疲れを軽減する効果があるのは確かです。
一度試してみる価値は大いにあると思います。
普段使いもできるオススメ紹介
PCメガネはレンズに特殊な加工がされています。
まだ製品が出始めたころには、色付きのサングラスのようなタイプの
眼鏡がほとんどでしたが、現在では普段でも使いやすいようにクリアタイプのレンズや、カラーが入って
いても肌馴染みするくらい薄い色のレンズが多く出回っています。
また、普段メガネをかけていらっしゃらない方にも手軽に使えるよう
耳裏が痛くなりにくい軽量タイプのものや、つるの形や素材に
こだわったものなど、フレームにこだわったタイプもあります。
普段使いしたい場合には、やはりクリアレンズがおすすめです。
いちいちPCを使う時にかけなおすのも面倒ですし、そのままかけ続けても
いかにもPCメガネです、という感じもしません。
もちろんフレームは自分の好きなものでレンズをPCメガネ用に
加工すればいいだけの話ですので、おしゃれに楽しみたい方でも問題なく使うことが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
効果があるのかどうかは結局科学的根拠がないということを初めて知った時、私は愕然としました。
とは言っても、実際に効果を感じているため、使用をやめるということもありません。
人体は未解明な点が多いので、ブルーライトによる影響もこれから解明されるということもあるかもしれませんね。
目の疲れにお悩みの方は是非一度、PCメガネを検討してみてください!
Originally posted 2019-02-27 12:00:43.